今日から暫くは薬剤師らしいことを書いていこうと思います。

一応薬剤師ですからね(笑)

 

患者さんに、生活習慣病の薬を渡す時よく言われることがあります。

 

「良くなったからこの薬もう飲まなくていいの?」

 

この言葉を聞くと、いつも思います。

 

「やっぱりみんな薬飲みたくないんだよな。」

 

でも、なかなか薬って減りません。

検査結果が良くなっても、減りません。

何故か?

 

薬を飲んでいるから正常値になっている

 

からです。

 

つまり、薬をやめたら正常範囲を超えてしまうからですね。

だから薬が続けて出ているんです。

ここで、薬を勝手にやめてしまうと、もちろん検査結果は悪くなります。

 

例えば、糖尿病の場合。

A1C(糖尿病の指標の一つ。正常範囲4.7~6.2%)が7.1%で薬が一つ出されました。

3ヶ月たって、A1Cが6.0%まで下がりました。

確かに正常範囲まで下がりました。

ただし、ココで

 

「良くなった〜!治った!」

 

って薬をやめるとすぐに7.1%に戻ってしまうでしょう。

だから、正常範囲になってもすぐに薬は減らないんですね。

 

ただ、患者さんはココでよくやめてしまったり、

飲み忘れが多くなってしまったりします。

もちろん、医師には言いません。

薬をやめたり、飲み忘れが多くなったりすると検査結果が悪くなります。

そうすると医師は、

 

「薬飲んでるはずなのに効きが悪くなったなぁ。」

「もう少し薬増やすか、強くするか。」

 

と考えます。

 

ですので、患者さんにまずお願いしたいこと。

それは、

 

自分の判断で薬をやめない!

きちんと飲んで下さい!

 

そうしないと、医師も正しい判断をくだせません。

自分の薬を減らすために、まずは薬をきちんと飲みましょう。