前回、症状を細かく話して医師に診断してもらうと言いました。
でも、それだけじゃうまくいかないんですよね。
特に、
「あ〜、自分がして欲しいことはそっちじゃない><」
医師と自分の意見が食い違う時。
または、医師が自分の話を間違って理解してしまった時。
そんな時に、
「先生、そうじゃなくて、〇〇なんです!」
なんて言い方をしてしまうと、機嫌を損ねてしまう医師もいます。
これも、自分が若手の頃。
PL顆粒(風邪薬)は必ず一日3回服用で、
ペレックス顆粒(風邪薬)は必ず一日4回服用で出す医師がいました。
ある日の夜、PL顆粒が一日4回服用で出ていました。
「先生、PL顆粒1日3回ででています。
ペレックス顆粒じゃないですか?」
と疑義照会をしてしまいました。
その時の医師の返事はかなり怒った様子で、
「PL顆粒4回で何か問題有る?」
との返答でした。
(ちなみに、PL顆粒は4回で出しても問題がない薬)
(その日以降PL顆粒が4回で出ることはありませんでした。)
それでは、どのように意見するか。
一言前置き
を入れましょう。
これは、心理学で「メンタルセット」と呼ばれる技術です。
そうすることで、心構えができ、話を聞いてくれるんですね。
例えば、
「一応確認ですが・・・」
「申し訳ないんですけど・・・」
などの一言前置きを付け加えましょう。
自分の場合は、
「ポララミンが禁忌の緑内障の方に出ていますけど、
どうしますか?」
ではなく、
「一応確認なのですが、
緑内障の方にポララミンが出ています。
眼科さんへ確認しましょうか?」
などという感じですね。
ぐっと医師に意見を伝えやすくなりますよっ!
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ドクターだけでなく、お伺いする気持ちで聴く事が、必要な時ってあるね。
確認なんですが…(^。^)y-~
別なアップ記述にも「患者が医者に気を使う…??」とありましたが…
米澤先生
コメントありがとうございます^^
ですねっ!
対医者以外でも使ったほうがうまくいくことが良くあります。
自分が今まで受けてきた医療機関の患者さんは気を使ってるイメージありますね。
「先生忙しそうだから〜」
「こんなこと言ったら気を悪くされると思って〜」
投薬でよく聞きます。
でも、自分の意見を伝えられないと、なかなか自分が思っている医療にはつながらないと思うんです。
そんな患者さんの参考になればいいなって思います^^